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世の中、色々と「起こると困るトラブル」はあるものです。特に日常的に使っていて、それが生活の一部として「当たり前」になっていればいるほど、何か問題が起こった際の深刻度は大きくなってしまいます。
実際、僕も大学に入って一人暮らしを始めてからもう二年になりますが、その間に思いもよらぬ急なトラブルに数回見舞われました。例えば、朝起きたらトイレが詰まっていたとか、スーパーに日ごろの食材を買い出しに行ったら、自宅にお財布を忘れていたことにレジで気付いて大恥をかいたなど、大小様々なトラブルに見舞われたものです。

ですが、「自分の経験した中で最も困ったトラブルは?」ともしも聞かれたら、僕は「バイクの鍵穴がつまったこと」と答えます。

あれは大学から帰ろうと、駐車していた自分のバイクに戻った時でした。いつもの通りバイクの鍵穴にキーを差し込もうとしたところ、何とその上に「鳥の糞」が落ちてつまってしまっていたのです。それを見た瞬間、僕は一瞬頭の中が真っ白になり、次にどうしたらいいのか分からなくなってしまいました。
結局このバイクは、修理屋さんに連絡して対応してもらうことにしたのですが、日常的に交通の足にしていたバイクが数日使えなくなり、大変な思いをしたのです。
本当に困ったバイクの鍵穴に鳥の糞事件でしたが、僕がこれで「バイクの鍵穴は予想以上につまりやすい盲点な部分」ということと、「日常使えて当然のものが使えなくなると目の前真っ白になるから、心構えはしておこう」という教訓を得たのでした。